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塔の上のラプンツェル
2014/05/02(Fri)
GWの旅行中、機内上映で見たのだが、結構前なのでうろ覚え・・・
原作の「ラプンツェル」は結構生々しくて、ぶっちゃけ夜這い王子とラプンツェルはセックス三昧な上に追放されたり失明して放浪したりと残酷な部分もあるのだが、最後は大団円。

とはいえアンデルセンの悲劇の傑作「人魚姫」ですらハッピーエンドにしてしまうディスニーマジックにかかれば、なんでもかんでも「清純ハッピー♡」になるのはわかりきっている。
長い髪を持つラプンツェルはとある国の王女だったが、高い塔の上で、魔女を実の母親と信じて暮らしていた。
妊娠中のお妃が病にかかり、魔女が独り占めしていた魔法の花を使って生き永らえたため、生まれた子の髪の毛には花と同じ力が宿った。
そこで魔女はその子をさらい、外の世界は恐ろしいと教え込んで、ラプンツェルを塔に閉じ込めていたのだった。

やがて外の世界に憧れを抱くようになったラプンツェルの元に、盗賊稼業を生業とする色男フリン・ライダーが現れる。
ラプンツェルは毎年空に飛ばされる灯の正体を探るべく、フリンと取引をして塔を抜け出し、大冒険を開始する…というのがストーリー。

公開された頃、テレビで感想を聞くと「今までのディズニーのプリンセスものの中で一番元気でチャーミングで、一番好きかも」と言っている人がいたので気になっていた。
確かにこのラプンツェル、元気過ぎてひと時もじっとしていない。

中川翔子も、この人は噛みあわせが悪いのか発音によくない癖があり、女優でもないため演技もなかなか向上しないが、等身大の女の子というコンセプトのせいか元気にしゃべりまくる。
ただし魔女で養母のゴーテルを演じた人(剣幸・元宝塚トップスター)がものすごく上手だったので、この2人の掛け合いは一番面白かった。剣さんが未熟なしょこたんをリードしたのは明白だった。

確かにプリンセス物のわりには冒険活劇の色合いが非常に濃い。
ラプンツェルが世間知らずで素直で明るいことに加え、フリンことユージーンにスポットが当たる事も多く、この2人の掛け合いも夫婦漫才のようでとても面白かった。

見た目も言葉遣いもちゃんと女の子なのに、ラプンツェルはやんちゃな男の子みたいで元気はつらつ、でも女の子ゆえにできないことはできないので、逃げ出したりへこんだりするのは確かに可愛い。ユージーンが最初は結構彼女を疎ましく思っているので、彼の心が変化していくさまも楽しい。
やがて自分の正体に疑いを持ち始め、ユージーンと恋に落ちるラプンツェル。

けれど映画の起承転結はそんなシンプルロードを許すはずはなく、ゴーテルと結託したユージーンの悪い仲間に騙され、ユージーンは捕えられるし、ラプンツェルは結果的にゴーテルに連れ戻されてしまう。
護衛隊長より護衛隊長らしい護衛隊長の馬(長いわ!)のマキシマスやカメレオンのパスカルなど、ディズニー映画らしいファニーアニマルもてんこ盛り。

ラストはユージーンがラプンツェルの髪を切り、その魔法の力を失わせると同時に絶命してしまうんだけど、髪を切ったラプンツェル(しかも黄金色の魔法の髪は、切られると何の変哲もない茶色い髪に変わってしまう)が別人過ぎてビックリした。
いや、あれ完全に別人だってばさ。

絶命したといってもミラクルで生き返ったユージーンは、無事に父母である王と王妃のもとに帰ったラプンツェルから求婚され続け、ついに観念して結婚した模様。
ゴーテルは魔法が失われ、自分がもう二度と若さを手に入れられないと絶望して塔から転落し、死んでしまった。

でもさぁ、この話って「みんなに愛され、慕われていた王妃の命を救うため」という大義があるとはいえ、大昔にゴーテルが「自分で」探し出して「自分で」手に入れていた魔法の花を、王の軍がちゃっかり奪ったんだよね…

ゴーテルさんが自分で苦労して手に入れたもので「自分の若さを保つ」という欲望をかなえるのは別に悪くなくね?
むしろいくら王様でも力づくで他人の物を奪うってヒドくね?
ゴーテルさんが自分のものを取り戻そうとしたのは無理からぬ事じゃね?

ハッピーエンドはいいんだけど、どうにもこの点が腑に落ちんわ。
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